『ハート・トゥ・アート』通信

高円寺発のアートイベント『ハート・トゥ・アート』です。知る人ぞ知る地域密着型アートフリマイベントの先駆け的存在です。

荻野哲哉さんの話から第2回『ハート・トゥ・アート』をちょっとだけ振り返ってみた


荻野哲哉さんの蝋画の話を書いていたら、ついつい荻野さんと出会った第2回『ハート〜』のことに頭が飛んでいってしまいました。


第2回高円寺『ハート・トゥ・アート』が行われたのは、2000年10月。


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これはその時のポスター(制作・:橋本祐矢さん)。

 

参加者一覧はこちら(昔のホームページの残骸)。
http://www.heart-to-art.net/nikai01.html

映像ブースなんてのもありました。
これはオレは出展映像のチェックぐらいしただけで、
ほとんどタッチしなかったんですけどね。

そういう部分では、第2回がもっとも分業制で行われた回だった気がします。

澤崎さん、あかねさん、矢島さんをはじめ、いろんな方々と一緒に一丸となって?活動していた時期です。


初回出展作家にも協力していただきました。
http://www.heart-to-art.net/02artist.html


ところで、梅崎雄三さんをググってみたら、重症? 重病?? 気になります。。。


現在まで近い感じで関係が続いているのは、マンボウさん、華さん、明楽商店で出てくださった高木さん、布施さん、関さん、くぼさん、A-rueさん、荻野さん、濱田さん、りんご虫さん・・・といったところ。


今回の開催にあたり、参加者の現況もリサーチしていくので、梅崎さんをはじめ、当時の方々の情報提供もよろしくお願いいたします。


チラシ等の配布は2万枚程度の記録が・・・。
http://www.heart-to-art.net/haifu01.html

実際はもっと多かったでしょうね。当時は深夜のお店まわり、一晩で2000枚程度のポスティングとか普通にやってましたから。チラシも何種類も段階的に作って配布してましたし。

第2回の来場者数は1900名程度。この人数もかなりシビアにカウントしていたので、実数に近い数かな。

もしもいま・・・同じ手法でやったら、そのくらいは集まるんでしょうか? 微妙かもしれませんね。でも、検証という部分で、やってみる価値はありますね。

また別の機会に書きますが、あるときから告知とか集客に疑問を持つようになったんですよね。

やっていく過程の中で、「イベントを主催する側としては集客は絶対的な正義だけど、人が集まっても何が生まれるんだ??」なんて素朴な疑問も自分の中で芽生えていったこともありました。まぁ、もっと伝えたり、道を拓く方法を実行すれば良かったんですけどね。

さて、書き出すと当時の記憶が蘇ってきますが、思い出に浸る気分は全然ありません。第12回と銘打って9月に開催するわけですが、当時の良かったと思えることは全部やりつくしたいですね。

多分、時間もかなりかけていたと思います。開催まで4か月はかけていた気がします。当時は常識人だったんですね。それが「ハート〜なんて1か月半あればできる!」なんて豪語するようになり、無残に墜落していくわけですが(苦笑)。

今回は常識的に計画立てて、いかねばならないな・・・と思います思います思います。大事なことなので、思ってるだけではダメですねダメですねダメですね。

あとは関わってもらう作家数は大事。やはり最低でも50〜60組は必要かもしれませんね。それが本来の『ハート・トゥ・アート』の姿だと思うので。

ということで、荻野さんの話から『ハート・トゥ・アート』の昔話になってしまいました。