『ハート・トゥ・アート』通信

高円寺発のアートイベント『ハート・トゥ・アート』です。知る人ぞ知る地域密着型アートフリマイベントの先駆け的存在です。

6月月29日より『En commençant par la fin du blanc 白の終わりと始まり』開催

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先日のブログでも紹介しましたが、6月29日〜7月4日の一週間、関 仁慈さん&阿部勝治さん二人展を開催します。

昨日、きっちり打ち合わせをしてきました。

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まずは二人の作品ファイルを見ながら、制作の変遷を辿りながらの世界観の確認。これがまた懐かしい写真のオンパレード。

というか、二人ともしっかり作品集をまとめていることに驚きました。そういうことって大事ですよね。

とくに阿部さんは大阪阿部服として第4回に初参加後、さらに屋外で2回のパフォーマンスをやってくれましたが、かなりの量の記録写真を持ってきてくれました。せっかくなので、おすそわけ。

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これは第4回のDM。第4回高円寺『ハート・トゥ・アート』開催を最後に取り壊されて自転車置き場&メシ屋さんに変わってしまいました。

いままで使わせてもらった高円寺社会教育会館に対する感謝の気持ちを込めて作ったDM。これは第1回参加者の安藤敬子さんたちに作ってもらったものです。オレの思い入れをスマートにまとめてくれました。

当時は近くにあった高円寺会館が新しい社会教育会館として生まれ変わる予定でしたが、「座・高円寺」にいつの間にか様変わりしました。その後、行政のやり方に怒りを持つようになり、オレ自身も迷走へと。。。


オレ的には杉並の社会教育の遺影的な意味合いを持つ一枚です。そんな歴史や怒りを知る人もほとんどいなくなり、楽しく「大人塾」をやるような時代にとって変わった杉並の社会教育に対して、違和感と寂寥感を感じるのは、これからも変わることはないでしょう。

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第4回参加時のパフォーマンスの様子。


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これは苗村肇さんがコラージュして作った第5回DMと屋外パフォーマンス「東京ストリッパー」のフライヤー。


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「東京ストリッパー」では、かなり過激なパフォーマンスが行われました。そして、雨と寒さで阿部服が死にかけました。右上の写真には滝町昌寛さんの姿も。たしかタッキーは駅前にお世話様です。渡辺です。パネル7枚くらい使って作品を展示したはず。左上にチラリと見えていますが、駅にも大型布絵をズラリと垂れ下げたんですよねぇ。その中の一枚に関さんの作品もありました。

調べてみたら、記録もアップしていました。

第5回『ハート・トゥ・アート』参加者紹介 パート9




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これは第6回のパフォーマンス。駅の敷地内にあったフェンス内で行われました。阿部服が次々と服を作ったり、高橋ヨーカイさんがベースを唸らせていました。いまではこんなパフォーマンスは実現不能かもしれませんね。気のせいか、社会の空気が保守的になってきてしまったように思います。

ああ、それにしても高橋ヨーカイさんは、いまどこに・・・。マジで誰か知りませんか・・・?

昔を振り返ってばかりではいけませんね。やはり未来を見据えないと。

ということで本題。二人の展示内容もかなり固まってきました。最後はコンビニでお酒を買って、外でカンパイ。

さらに9月の第12回『ハート・トゥ・アート』へ、そしてその後にもつなげていきたいので、これからも策を練っていくことになります。


↓10年ぶりのリスタート。第12回『ハート・トゥ・アートfacebookページよろしく!