『ハート・トゥ・アート』通信

高円寺発のアートイベント『ハート・トゥ・アート』です。知る人ぞ知る地域密着型アートフリマイベントの先駆け的存在です。

明日21日、習志野で! 竹楽器と打楽器の魅力を堪能できるコンサートがあります♪


竹コンサート『竹夢物語』でさんざんお世話になった東京楽竹団さん。昨年にはCD『竹ノオト Ta-ke note Bamg Boom!』や『そらたけ-SORATAKE-』などもリリースして、ノリにノッてる感じです。

 

竹ノオト

竹ノオト

 

 

そらたけ-SORATAKE-

そらたけ-SORATAKE-

 

 

明日、その東京楽竹団さんが習志野市文化ホール(津田沼駅そば/http://www1.seaple.ne.jp/narabunh/hall%20map.pdf)で面白いコンサートに出演されます〜〜! これは絶対にオススメです。

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タイトルは『植松透と東京楽竹団の仲間たち』。

 

内容はNHK交響楽団主席ティンパニ奏者、植松透さんと共演するサロンコンサートなんですが、演奏者の方々と同じステージで鑑賞できる贅沢な内容なんです。

広い場所で響く竹の音も綺麗ですが、ダイレクトに伝わってくる竹の音も迫力満点。間違いなく竹楽器の魅力を楽しめるチャンスです。

 

せっかくだから竹楽器のことを少し書いときます。

 

楽竹団さんの竹楽器は手間暇かけて作られたものです。

切った竹をシッカリ乾燥させる時間だけでも5年くらい! 竹は非常にデリケートな素材なので、途中で割れちゃったりして使いものにならないものも出てきます。そんな中で長い年月を経て残った竹を楽器として創り上げていくんです。

その竹を楽器にすることは、さらに大変。しっかりとした曲を演奏するためには音の高さもキッチリと調整しなければなりません。切ったり削ったり、あれこれと手を加えながら楽器にしていきます。

それで終わりかと思いきや、それだけで作業が終了するわけではありません。竹は自然素材なので、温度や湿度、会場の環境で伸び縮みしちゃうわけです。そうなると当然、音が変わってきてしまいます。

なので、常に綺麗なアンサンブルを奏でさせるために竹の微調整というメンテナンスをして、楽器の状態をキープしなければなりません。これがメチャメチャ大変なんです。

私も楽竹団代表の橘さんやメンバーの方々が微妙なピッチの狂いに耳を傾けながら竹を調整している姿を見ましたが、ホントに手間暇かけて、愛情を注いでないとダメなんですよね〜。

これが竹楽器。そして東京楽竹団の皆さんは竹楽器のポテンシャルを最大に引き出す方々です。

それから興味深いのがティンパニとの共演という部分。いままで他の打楽器では太鼓との共演は見てきていますが、多分、太鼓とは異なる、より繊細かつ大胆な演奏になるんじゃないかと思います。

だってティンパニって単純に叩いて音を出す楽器ではなく、かなり幅広い奏法ができる打楽器ですから。

当日はどんな展開になるのか不明ですが、竹楽器と打楽器の魅力を堪能できるはずです。


若干の席があるようです。ご予約は会場である習志野文化ホールまで。明日の夕方、お時間のある方はぜひぜひぜひ〜〜〜!!

<横川晴児プロデュース>
サロン・コンサート オン・ステージ25
『植松透と東京楽竹団の仲間たち』
日時:2016年1月21日(木) 
   開場18:00/開演18:30
会場:習志野市文化ホール(千葉県習志野市
料金:一般4,000円/高校生以下3,000円
   ※1ドリンクサービス
   ※未就学児入場不可
〈プレイガイド・問合せ〉
習志野文化ホールサロンコンサートチケット係
 TEL:047-479-1212
 E-Mail:narabunh@seaple.ne.jp